今回オーストラリアから日本へ移籍するにあたって、移籍手続きが全然スムーズにいきませんでした。。
しっかり整ったリーグや高いレベルのリーグでは起こりえない事だとは思いますが、なんせ僕がいたリーグはオーストラリアのローカルリーグで、色々とグレーな部分もあります。笑
日本→海外 の移籍の場合は日本側がしっかりしてるので、よっぽどのことがない限り大丈夫だと思います。
それでも1日、2日で移籍完了は出来ず、少なくとも2週間くらいはかかると思います。
ただ逆の場合はまず海外の元所属クラブ主導じゃないと移籍が動かないので、よくトラブルも起こり得ます。
(海外→海外 の移籍も同じかな。)
今回、僕が手こずったのは、保有権の証明書TPOです。
選手の保有権をどのクラブ、誰が持ってるのか、
契約満了なら誰も保有権を持っていない(フリー)である証明が必要です。
僕のそもそもの問題は昨シーズンは契約書を貰ってなかったってのはありますが、、笑
契約書読んで→サイン→一旦チームに預ける→返ってこない→もうどうせ契約書なんてあってないもんやしええわ→シーズン終了日本帰国→日本移籍→TPO書類必要→契約期間がはっきりしない→契約書送ってくれ→送ってこない→移籍が完了しない→はよ送って→よく分からん理由を言うてくる→これに書いて(E-mail送信)→もうほんま時間ないから→すぐ送ってくれた(E-mail受取)→ようやく移籍手続きスタートラインに→移籍完了
この間約1ヶ月半。笑
あと同時にもう一つ必要なのがITC(国際移籍証明書)。
これはサッカー協会(今回でいうとオーストラリアサッカー協会と日本サッカー協会)を通して移籍を完了する必要があります。
どちらかというとこれが完了するのに2週間以上はかかります。
TPOは付随書類になるのかな?!
そこらへんの手続きは全てチームスタッフがやってくれるのですが、なんせ今回はTPO書類が揃わず、これはもはや個人の問題だったし、一番連絡取れるのは僕自身なので・・・いい勉強になりました & 色々迷惑かけました。笑
海外移籍で今までそんな問題なったことなかったから、あんまよくわかってなかったですが、契約書って大事やな。笑
ちなみにですが、昨シーズンの最後の2週間分の給料は未払いのまま、結局うやむやに・・・日本ではあり得へんと思いますが海外ローカルリーグではそういうことはよく起こるし、今更どうこう言うつもりもないけど白か黒かでいうとやはりグレーです。笑
ただ前クラブにはすごい良くしてもらったし、ちょっとイメージ悪く思うかもですが実際は感謝しかないです!
ただ発展途上の海外リーグではそういうこともよく起こり得るということを頭の片隅に置いといてください。
てことでいわてスタッフの尽力もあり・・・
是非、チェックお願いします!
正直、公式戦に出るための移籍期間ならまだもう少し余裕はあったんですが・・・
2月9日発売、この2019 Jリーグ選手名鑑に載るためには、それまでに移籍を完了させてないと載れないと・・・
そういうのも考慮していわてスタッフも尽力してくれて、ギリギリセーフで載ることが出来ました!
ただ載ってるわー!と思うかもですが、色々裏事情もありました。笑
もし海外でプレーしてる選手は、移籍をスムーズにする為にも先に証明書を貰っとくってのもアリなのかなと思います。移籍期間ギリギリの時なんかは特に。
まぁチーム探し中は先も分からんし、そんな余裕もないってのはありますけどね。。
あとはチームとの関係性ですね。
書類はウェブ上でのやりとりなんですが、結局人と人とのやりとりなので、悪い関係でチームを去るとなかなかスムーズにいかないことも起こり得ます。
先の事を逆算して考えれない(考えない )国民性の国ってのもあるので、(どことは言いませんが笑)、自分が損しない為にも準備は大事です。
という事を自分自身も今回学びましたとさ。
細かいことを書くと・・・
※TPO書類は紙2枚分で済みます。
前所属クラブが書く欄、現所属(次所属)クラブが書く欄と自分が書く欄。
基本的にはこれだけ。
TPOは世界共通のフォーマット(決まった形式)があるので、自分で探すかサッカー協会に問い合わせれば送ってくれると思います。
今回僕は契約書が手元になかったので、契約期間を証明する書類も必要でした。
それも紙1枚なんですが Last contrace end date これもフォーマットがあるみたいなので協会の送ってきたやつを、前所属クラブに書いてもらい提出しました。
国を越えると連絡も取りづらくなり、メールでのやりとりなので後回しにされたりもする可能性も大いにあるので、やはり準備ですね。
僕は今回Facebookのメッセンジャーでのやりとりでした。
やはり直接会って書いてもらうのが一番手取り早いかと。。
あとは写真撮って、PDFファイルにするだけです。
こんな簡単なことが謎に時間かかる海外サッカー国際移籍手続きでした。
ではまた。